10連休の過ごし方と勉強について


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「10連休の計画を立てようとすると、今日からの計画を立てることになる。」

というお話しです。

 

学習習慣が身についている学生さんにとっては当たり前なのですが、

そうでない学生さんも実際に立ててみるとみんなそうなります。

例えば次のような感じです。

 

試験が全て終わり、進級発表を待つだけだ。やることはやった。まあ大丈夫でしょ。

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今年は10連休か。何も決めずに連休をむかえれば、自分は確実にだらだらしてしまうので計画を立てよう。午前中に2科目、午後に2科目くらいならいけそうだ。内容は・・・

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待てよ、10連休だからといって先生が課題を多く出すかもしれない。連休明けすぐにテストもやるかもしれない。そうしたら課題と試験勉強で終わる。というかそれで満足してしまいそうだ。

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ちょっとくらいの余裕を持って10連休をむかえたい。

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いまのうちに新学期に向けて勉強をしておこう。10連休中はちょっとは遊びたいし友人の誘いが後から入るかもしれない。それまでに少しでいいから「勉強やった感」がほしい。

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今日から授業開始日までの計画を立てよう。10連休の予定は、勉強時間(と友人と過ごす日数)だけ決めておいて、授業の進捗で科目を割り振ろう。

 

という具合です。 

 

10連休の過ごし方と勉強についてとして書いていますが、どんなことでも一緒だと思います。近い将来に自分が引き受けることになる結果は、これまでとこれからの自分の軌跡そのものだと思います。

だから1日1日を大切に過ごしていただきたいです。

 

もしも「まだカリキュラムわかんないんで」、「シラバスまだなんで」や「友達との約束が決まってないんで」といって計画性を欠いた勉強をしている学生さんがいたら、これから卒業までのどこかで、大きい苦しい思いをしながらの勉強を強いられるかもしれません。

どこかで自分で前進しないと「勉強の時間とそれ以外の時間」や「試験前の勉強と日常の勉強」を区別して行動できない学生さんになってしまうかもしれません。

行きあたりばったりが通用しないのが歯科医学生の勉強です。

避けられる大きい苦しい思いをしないためにも、まずは物事を丁寧に考えていただきたいです。

勉強に対してもそれ以外のことでも、たまにでいいので内省し丁寧に考えることで、自分なりの時間の過ごし方はかならず見つかります。

誰かに言われる前に、誰かが環境を整えてしまう前に、自分で整理し前進しましょう!

 

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